2011年7月1日金曜日

善知鳥神社 夏越大祓式

気が付けばいつの間にやら下半期です。
夏至も過ぎ、これからは日もどんどん短くなっていくばかり、などということを、今年還暦を迎えたママンが時々口走ります。
夏はまだこれからだというのに。

個人的には、今年の夏はなるべく多く夜宮に行きたいと思っていたのですが、早いところはもう夜宮が終わってしまっておるようです。
なんて迂闊なんでしょう。
しかし夏はまだこれから、青森市の宵宮情報を検索してみるに、善知鳥神社の夏越大祓式というものが6月30日に行われるらしいと聞き、夜宮ではないのですが、ちょっくら行ってみることにいたしました。

善知鳥神社のホームページによれば、夏越大祓式とは「上半期の節目にあたり、各自の罪・穢を『人形』に移し、夏の暑さに向けて暑気祓いの意味を含め、心身を祓い清める日本古来から続く、大祓いの神事」のことだそうです。

当日はあいにくの雨でございましたが、雨宿りをしつつ、なんとか善知鳥神社にたどり着いたのは午後2時をちょっと回ったところでありました。
大祓式は午後3時から始まるらしく、わたしが善知鳥神社に着いた時点でもまだ参列者の受付をしておりましたが、今回は傍観者を決め込み、とりあえず向拝のところにある茅の輪をくぐって参拝したあと、軒先でしばしうすぼんやりして時間をつぶすなどしました。

うすぼんやりしていると、やにわに拝殿の方から「ドン、ドン」と太鼓の音が聞こえてきます。
こっそり拝殿の中を覗いてみると、神事が始まっているようでした。
おそらく控室にいたものと思われますが、先ほどまで姿が見えなかったたくさんの人たちが拝殿の中に集まって、神主さんの声に合わせて祝詞を奏上しています。

それが終わると今度は神主さんと参列者の方々が外に出て、二列になって茅の輪を左・右・左の順でぐるりと回ります。
やけに大きく回るなというふうに思いましたが、たぶん参列者が多いので小さく回ると後がつかえてしまうからなんでしょう。

茅の輪をくぐる際に、神職の方は「福のぉー神ぃー」と言っていたような気がします。
神職の男性の低音ボイスと巫女さんの高音が対照的で、少しクスッとしてしまいました。
笑っちゃいけないのかもしれませんが。

一連の動作が終わると、今度は拝殿の前に設けられた祭壇に、神職の方が何か紙吹雪様のものや塩のようなものをパラパラとふりかけ、




火をつけます。

火が点くと、そこへ参列者の方々が手に持った紙を投げていきます。
これはたぶん、先ほどの人形でありましょう。
罪や穢を移した形代を焼くことで、心身を清めるのでしょうね。

この頃には、もう雨はほとんど降っていませんでしたが、祭壇には火が点きやすいよう、事前に神社の職員の人が灯油のようなものをかけていたので、よく燃えます。
ものが焼けるにおいがあたりに漂い、焼けた人形の灰が空中に舞い上がりました。

大祓式はこれでだいたい終わりのようで、やがて参列者の方々が続々と帰宅していきます。

わたしも帰ろうとしていると、神職の方に呼び止められて、このようなものをいただいてしまいました。
参列者でもないのにもらったら申し訳ないような気がしたので一瞬躊躇しましたが、ここで断るのはどう考えても頭がおかしいのでありがたく頂戴し、家に持ち帰って神棚に上げた後、家族で分けていただきました。

中身は笹の葉にくるまれた麩まんじゅうです。おいしゅうございました。
あと半年、なんだかいけそうな気がします。
ありがとうございました。

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