2011年9月18日日曜日

東京タワー

わたしが浅草寺の次に行った場所は、東京タワーでした。
おのぼりさんまるだしの観光コースですが、やっぱり東京のシンボルなので、いちおう見ておかないとなと思ったのです。


スカイツリーは曲線的でつるっとした造形でしたが、東京タワーはシャープでエッジが効いています。あと、安定感がありますね。
はじめ、スカイツリーがあまり好きになれなかったのは、そのつるっとした感じと、高さのわりに裾野が狭くてなんだか怖かったからです。
あんなに細いのに高尾山より高いなんて、本当に大丈夫なんだろうかと。
しかし先の震災の揺れにも耐えましたし、現物を見てからは単純に、あれだけの建造物を作る技術力に感嘆して好きになりましたが。

まあ、今回は東京タワーのお話ですね。
個人的には、東京タワーは楳図かずおさんの『わたしは真悟』に出てくる場所として、楳図ファンのわたくしには非常に思い入れのある場所なのです。


東京タワーは、昭和三十二年五月に着工、翌三十三年の十月に竣工した東京都の集約電波塔で、正式には日本電波塔といいます。
高さは333メートルということで知られていますが、地盤沈下のせいで、実はそれよりも低い332.7メートルなのだそうです。
わたしはそれを、『わたしは真悟』で学びました。
しかし今はそれよりもさらに低くなって、332.6メートルらしいです。

展望台は、150メートルの所(大展望台)と、250メートルの所(特別展望台)の二か所に設けられています。
せっかく旅行をしているのだから思い切って遊べばいいのに、わたしはなぜか大展望台までのチケットしか買いませんでした。ケチくさいでしょう。


しかしまあ、大展望台だけでもわりと満足です。

展望台にて、眼下に広がる景色を眺めている時にわたくしが思ったのは、都市には都市の美があるということでした。
わたしは田舎の人間で、山や森や木を愛する者なので、昔ちょっとだけ住んでいた頃は東京がいやで仕方がなかったのですが、今はビル群が林立する風景も、これはこれで美しいと感じました。
多少ものの見方が変わったのかもしれません。

ぐるっと回ってひととおり風景を眺めたあとは、ルックダウンウィンドウに乗って写真を撮るというお約束のアレをやりました。


わたくし高い所はそんなに得意ではないのですが、こういうのは安全が確認されているから設置されているのだと思えば、別にどうってことはありません。
ちょっとだけ内股になりましたが。

大展望台の中には、都内で最も高い所に鎮座している神社もあります。


社名や由緒書きはメモしていないのでわかりませんが、上の写真の原板を拡大して解読してみたところ、このようにありました。

神殿創建の記
一、祭神
 天照皇大神
一、奉鎮
 昭和五十二年七月十一日
一、由来
 昭和三十二年五月八日創立の東京タワーを経営する日本電波塔は、創立二十周年を記念し、大○○○の此処を○○と○○神殿を造営し、皇大神宮の神霊を奉○す。平成二十年十二月二十三日に、開業五十周年を無事迎えられたことに感謝すると共に、これからも永きに亘り○○○○、○合に○○する。御神徳を朝夕に拝し、日日の来場者の安全、心願成就、放送事業、観光事業、および東京タワーに係わるすべての者の安全と事業の隆昌繁栄を祈願するものである。
※○は解読不能

とりあえず、祭神は天照大神で、東京タワーの創立二十周年を記念して昭和五十二年に勧請されたものだということはわかりました。
まわりに人がいるので拍手は小さめに、ちょこっと拝んでから、同じフロアにあるお土産屋さんでTシャツを買って帰りました。


これ、今でもたまに着てます。シャツの下とかに。

さて、東京初日にまわった場所はだいたいこんな感じです。
翌日からはもう富士登山が始まるわけですが、その前に、先日まで善知鳥神社で大祭が行われていたので、そのもようをお伝えしたいと思います。

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