2011年11月6日日曜日

日枝神社(千代田区)の鳥居

千代田区永田町に鎮座する日枝神社は、御祭神に大山咋神を祀り、相殿に国常立神・伊弉冉神・足仲彦尊を祀ります。
最寄駅は東京メトロ千代田線国会議事堂駅、南北線・銀座線溜池山王駅、または銀座線・丸ノ内線赤坂見附駅など。
最寄駅の名前からも察せられるように、神社は国会議事堂や首相官邸などの官庁街やオフィス街にほど近いところにあります。
由緒については詳しくは後述しますが、天正十八年(1590)に徳川家康が江戸に移封され、江戸城に入城して以来、城内の鎮守として、また市民からは江戸郷の総氏神様などと称されて広く崇敬されてきました。
東京に行ったら、行ってみようと思っていた神社のひとつです。

わたしがこの神社に行ってみたいと思った理由は、もちろん由緒ある神社だということがひとつ理由としてありますが、もうひとつは山王鳥居という珍しい形式の鳥居があるらしいということを聞き及んでいたからでした。
珍しいものだと聞いたら、とりあえず見てみたいと思うのが世の常です。


参道はいくつかあるので、最寄駅のどの方向から行ってもかまいませんが、山王鳥居があるのは表参道側と、あと外堀通り側だけでした。
写真一枚目が溜池山王駅・国会議事堂前駅のやや北側にある表参道のところの山王鳥居で、二枚目が外堀通りに面したところにある山王鳥居です。
外堀通り側にはもう一基別に鳥居があるので、境内には合わせて三基の山王鳥居があるということになります。

山王鳥居は、大別すると明神系の鳥居ということになりますが、ご覧の通り、鳥居の笠木の上に破風のような山型の部分が乗っているのが特徴です。
上の破風のような部分が合掌しているような形になっているので、別名合掌鳥居ともいわれているそうです。
大山咋神を祀った神社のみに用いられる鳥居で、滋賀県大津市の日吉大社などで同型のものを見ることができるといわれています。

なるほど、大山咋神を祀った神社や日枝神社・日吉神社と名の付く神社はあるけれども、たしかに青森では見たことがない鳥居だなと思いました。
そして、普通の鳥居と違うのは上の部分だけだというのに、普通とちょっと違うだけで、なんだか珍しい、良いものを見たなという気持ちになりました。

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