2011年12月28日水曜日

小野照崎神社の境内社

小野照崎神社には琴平・稲荷・御嶽・猿田彦の四つの境内社があり、そのうち長左衛門稲荷は古くからこの地にあった地主神と伝えられています。



このお社には「稲荷神社」としか書いていませんが、稲荷神社は境内にこれ一つだけなので、たぶんこれが長左衛門稲荷でありましょう。
そのほかに織姫神社の名が見えますが、これは織物組合庭内に奉斎されていたものを、昭和二十九年に合祀したものらしいです。

石狐は明治十五年修成とありますが、作られた年代まではわかりません。




体のラインがしなやかで美しい。
これは飛び狐と呼ばれるタイプのものらしいです。
よくよく見ると、雌雄に分かれているのがわかりますね。

こちらは御嶽神社・三峯神社です。



扁額には御嶽神社・三峯神社の二社しか記載がありませんが、実際には琴平神社も合祀されているそうです。
御嶽神社と琴平神社は江戸期に建立されたもので、三峯神社は大正九年に合祀されたものだといわれています。

お社の前には何やら狛犬のような、狐のようなものが。



しかし、これはそのどちらでもなく、オオカミなのだそうです。
オオカミは三峯神社の眷属とされているそうですから、これは三峯神社が合祀されたのちに建立されたものでありましょうか。
顔つきを見てみると、なるほどたしかに狐とは少し違うような気もしますが、オオカミの特徴(顔つきや牙、アバラなど)が強調されていないと、その見極めが非常に困難になる場合があります。

最後は猿田彦(庚申塚)です。




庚申信仰については前にも書いたことがあるので説明は省略します。
こちらの境内には、庚申信仰に基づき、猿田彦や見ざる言わざる聞かざるの三猿(庚申の申の字に由来する)、庚申の本尊である青面金剛や帝釈天などの様々な像や塚が建立されていました。
この中で最も古いものは、正保二年の作だといわれています。

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