2012年1月12日木曜日

花園神社の狛犬

新宿区の花園神社には、狛犬が三対ありました。
まず、こちらが明治通りに面した参道(たぶん表参道)にある狛犬です。



建立年月は「昭和十一年五月吉日」とあります。
子取り・玉取りのごく一般的な狛犬だと思います。

そして、こちらが新宿ゴールデン街に面した参道にある狛犬です。



摩耗のために読み取りにくくなっていますが、台座には「延享二乙丑歳(※1745) 正月吉日建立」とありました。
なかなか愛嬌のある狛犬さんです。
しかしながら、二体とも参道側(内側の方)だけ耳が削げていたのはなぜだったのでしょうか。何か御神輿的なものでもぶつけたのかな。

まあいいや。
最後は、靖国通り側の参道にある狛犬です。






こちらの狛犬は、文政四年(1821)に鋳工の村田整珉が作った銅製の唐獅子で、新宿区の有形文化財に指定されているものです。
阿形の頭部には宝珠、吽形には角があり、分類では小野照崎神社の記事でもご紹介した「宝珠タイプ」の狛犬にあたります。
約二百年前の鋳物ですが、細工は非常に細かく、当時の技術水準の高さがうかがえます。

狛犬ファンとしては狛犬はぜひとも撫でておきたいものなので、金網がどうにも邪魔でしたが、文化財保護のためには致し方ありません。
かわりに延享二年のかわいいやつを存分に撫でておきました。

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