2012年1月25日水曜日

世田谷八幡宮の狛犬

世田谷八幡宮の境内には、狛犬が二対おりました。
一対は参道に、そしてもう一対は末社の招魂社の前に鎮座しています。

まず、こちらが参道の狛犬です。
台座には、「明治十一辰寅年一月十五日建立 小俣松五郎」とありました。



横から見るとこんな感じ。
小獅子の耳が洋犬のように長いです。



顔はこのようになっております。




髪型と輪郭がわたしの父方の叔母さんに少し似ています。

そして、招魂社の狛犬がこちらです。
台座には、「大正六年九月」と「讃岐國善通寺町」、「明智左馬之助光家後裔 光家耕政友治」の文字が見えました。



一般的な子取り・玉取りペアかと思いきや、玉取りタイプの狛犬の方にも小獅子がひそかにいらっしゃいます。

小獅子の顔はこんな感じ。





彫りは荒いところがありますが、あどけなくてかわいい顔をしています。

国事に殉じた戦没者を祀る招魂社系の神社には、護国タイプの狛犬が置かれていることがままありますが、これは護国タイプがまだ一般に普及する前の大正年間に作られたものです。
護国タイプに見られるような軍国主義的な男性性や教条主義的な意匠などはまだ見られず、そこがかえってもの悲しさを誘います。



※2012年2月16日に写真を追加し、一部加筆しました。

0 件のコメント: