2012年3月5日月曜日

箱根旅行一日目②

大涌谷に到着しました。


山肌から噴き上がる蒸気、岩石に付着する硫黄、そしてたちこめる硫黄臭、やはり八甲田山(酸ヶ湯のあたり)に似ています。

『角川日本地名大辞典』によれば、大涌谷は箱根火山中央火口丘である神山の北麓に位置する標高800~1,150mの噴気地帯で、昭和五年から本格的な開発が始まり、造成泉から強羅・仙石原などの旅館やホテル・保養所などへの給湯事業がはじまったということです。
源泉数2孔・温度70℃・火山性水蒸気による造成温泉量は毎分3,890ℓ。
泉質は石膏泉・含硫黄化水素泉・含食塩重炭酸土類泉などで、リウマチ性疾患・高血圧症・動脈硬化症・創傷・皮膚掻痒症などによいとされています。
なお、当地に宿泊施設は無いもよう。
硫黄採取地としては明治二十年代からすでに利用されていたみたいです。


ここの名物に黒タマゴというのがあります。
当地の温泉を利用したゆで卵で、たぶん硫黄か何かの作用で表面が黒くなるのであろう。わかりませんが。
見た目に反して中身はふつうで、味もまあおいしかったと思いますが、もはや記憶があいまいです。

このあたりからは、富士山がよく見えました。


大涌谷では黒タマゴを買っただけ。
そしてまたしてもロープウェイに乗り、今度は桃源台へ向かいました。


桃源台までは下りになります。
しばらくすると、芦ノ湖が見えてきました。


まもなく桃源台に到着。
ここで無事に姉との合流をはたしますが、休む間もなく元箱根に向かいます。
姉は喫茶店でのんきにコーヒーを飲んでいました。


元箱根までの移動には、箱根海賊船という遊覧船を使いました。
どうせ箱根の歴史や風土に一切関係がない観光用の船だろ、と思っていましたが、実際に乗り物を見ると、はしゃいでしまう自分が恥ずかしい。

船は三種類あり、一つがスウェーデン国王グスタフ・アドルフが建造したバーサ号をモデルとした「バーサ」、もう一つが十七世紀フランスの帆船戦艦ソレイユ・ロワイヤル号をモデルとした「ロワイヤル」、そして最後が十八世紀イギリスで建造された戦艦ビクトリーをモデルとした「ビクトリー」となっております。
この時、桃源台港に寄港していたのはバーサとビクトリーの二隻。


妹「ビクトリー…」
私「ビクトリー? ヴィ、Victory!」
妹「Victory!」
と、唐突にビリーズブートキャンプの真似をし始めたわたしにつきあってくれた妹は、基本的にいい奴だなと思いました。

我々は、ビクトリーに乗って元箱根に向かうことになりました。


桃源台から元箱根までは30分ほどでしょうか。
船内で、海賊船の船長と名乗る男との記念撮影を勧められ、旅のテンションでうっかり応じてしまいましたが、出来上がった写真を見ると、わたしの目が半つむりでした。お金を返してください。
箱根で海賊の恐ろしさを知りました。
※誤解が無いように言うと、写真を買わないという選択肢もあったのですが、あえて買ったのです。旅のテンションで。

元箱根に着いてからは、箱根登山バスに乗り芦之湯へ向かいます。
そして、本日のお宿に到着。
これにて箱根旅行一日目の全行程が終了しました。

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