2013年2月26日火曜日

鶴岡八幡宮⑥末社

鶴岡八幡宮には摂社の若宮一社と、武内社・旗上弁天社・白旗神社・丸山稲荷社・祖霊社・由比若宮・今宮の計七社の末社があります。
このうち、これまでにご紹介した若宮・武内社・旗上弁財天と、今回行くことができなかった由比若宮・今宮を除いた残りの末社を、今日はご紹介していきたいと思います。

まず、こちらが祖霊社です。
正面参道から境内に入って間もなく、左手に手水舎が見えてきますが、その横のところから少し入った場所に鎮座しています。


当社は英霊をはじめ氏子崇敬者の祖先の霊が祀られているお社で、戦後に建立されたものだといわれています。
例祭日は春分の日および秋分の日です。

こちらは丸山稲荷社。
本宮左手の、やや小高くなったところに鎮座しています。


当社は本宮の造営以前から当地にあった地主神で、社殿は鶴岡八幡宮内で現存最古の室町期のものだといわれています。
社殿は国指定の重要文化財。
例祭日は四月九日だそうです。

ここでいったん境内の外に出ます。
境内の西側には参拝者用の駐車場がありますが、その一画から北側へ抜ける細い路地があり、その突き当りに今宮(新宮)が鎮座していました。


今宮は宝治元年(1247)の創建で、承久の乱で配流になった後鳥羽天皇・土御門天皇・順徳天皇の三天皇の御霊を祀るために造られたということです。
今宮の例祭日は六月七日となっています。

こちらは境内にある由比若宮遥拝所です。
舞殿のあるところから右に入り、東へ少し入ったところにあります。


これは文字通り、鎌倉市材木座にある由比若宮(元八幡)を遥拝するためのものです。

で、こちらがその由比若宮になります。
由比若宮の鎮座地は鎌倉市材木座一丁目七番地。
鶴岡八幡宮の境内地からは1.5㎞ほど離れた場所にありました。


由緒の項でも書きましたが、由比若宮は康平六年(1063)に源頼義が奥州の安倍貞任を討伐した後、ひそかに山城石清水八幡の分霊を勧請して由比郷に祀ったもので、鶴岡八幡宮の前身となった神社であります。
のち鎌倉入りした源頼朝が、由比若宮を移して現在の鶴岡八幡宮を造営しましたが、遷座後もこの社は元八幡と称して尊崇されてきました。
境外末社ですが、鶴岡八幡宮の祭祀の形態をみるものとして、鶴岡八幡宮に付属する形(鶴岡八幡宮の一部として)で国史跡にも指定されています。
祭神は応神天皇、例祭日は四月二日です。

そして、こちらが白旗神社です。
由比若宮遥拝所の少し奥のところに鎮座していました。


例祭日は五月二十八日。
御祭神は源頼朝・実朝の二柱をお祀りしています。

以上が鶴岡八幡宮の末社であります。

※2013年10月14日、写真を追加し、文章を一部加筆修正しました。

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