2013年3月17日日曜日

江島神社④中津宮

三宮のうち、辺津宮から一番近い場所にあるのが中津宮です。
辺津宮の左手にある参道を行き、案内板にしたがって少し歩きます。


中津宮までの道程もやや上りで、歩くほどに少しずつ高度を増していきます。


辺津宮から中津宮までもエスカーで行けたと思いますが、まあ乗っても乗らなくてもいいです。くどいようですが、有料なので。

辺津宮からは200mほどであったでしょうか。
まもなく中津宮に到着しました。


中津宮は仁寿三年(853)、慈覚大師が創建したものと伝えられています。
御祭神は宗像三女神の二女である市寸島比売命を祀り、また、伝えられている限りでは、三宮の中で最も創建年代が古いものであります。
現在の社殿は、元禄二年(1689)に再建されたものが元になっており、平成八年の大改修により元禄二年当時の中津宮が再現され、幣殿・拝殿の天井にある花鳥画や彫刻等が復元されたということです。
江戸っぽい壮麗な御社殿でした。

宗像三女神は三神あわせて弁財天と同一視されることがありますが、市寸島比売命単独で弁財天と同一視されることも多くあります。
しかも創建年代が三宮のうちで最も古いにも関わらず、中津宮の扱いは、ほかの二社に比べてどことなく地味な印象を受けます。
辺津宮は島の玄関口にあたり参拝者も多く、主な行事や祈祷もそこで行われるし、奥津宮はもともと岩屋内にあった本宮がのちに遷座された場所で、非常に重要視されている場所でありました。
しかるに中津宮には特に何もありません。

やっぱりあれでしょうか。最初の子は慎重に大切に育てられるし、また末の子は最後の子ということで親の愛を一身に受け、可愛がられる。真ん中の子は、親が子育てに慣れてきたところに生まれてくるので、少し雑に育てられる。
そういう、中間子の定めみたいなものを感じました。
ちなみに我が家では、わたしがそれにあたります。

狛犬は一対。


ここもやはりデータは控えていませんが、足が左右に完全に分かれていないなど、造り方に少し粗さがあるので、そこそこ古いものであると思われます。
かといって、ものすごく古いものでもなさそうです。
断定はできませんが、まあ江戸後期頃の作でありましょうか。
また行く機会があれば、確認してきたいと思います。

追記(2013年10月15日)
中津宮の狛犬は宝暦十三年癸未歳五月吉祥日の建立、石工は「麹町 平三郎」とありました。

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