2013年3月2日土曜日

銭洗弁財天宇賀福神社の銭洗水

当社の俗称は銭洗弁天といい、境内の岩窟より湧出する霊水(銭洗水)にて銭貨を洗えば福寿開運を得るとの言い伝えがあります。
その昔、時の執権北条時頼は頼朝の信心を受け継いで宇賀福神を信仰しましたが、正嘉元年(1257)巳の年の仲秋、時頼公が当社に参詣した際に、「この弁財天を信仰する者が、持っている金銭をこの水で洗い清めると同時に、心身を清めて行いを慎めば、不浄の塵垢が消えて清浄の福銭になる」といって、率先して持っている金銭を洗って万民息災、子孫繁栄を祈ったといいます。
それ以来、この水で洗った金を使うと何倍にもなって戻ってくるという銭洗水の伝説ができたといわれています。

幼少期に銭洗弁天に行った記憶の中でわたしが唯一覚えていたのが、こちらの銭を洗うためのザルでした。


といっても、数年前までは銭洗弁天自体思い出しもしなかったのですが、ある日たまたま見ていた旅番組で、タレントさんがこのザルを用いてお金を洗っているのを見て、急激に記憶がよみがえりました。
こちらのザルは、社務所で線香(100円)を買うと、それと引き換えに借りることができます。GREEもびっくりの課金システムです。
線香を使うあたりが神仏混淆の名残でしょうか。

銭洗水は奥宮と呼ばれる岩屋の中にあります。
まずは線香をあげて、それから岩屋の中に入ります。


岩屋の中はこんな感じ。


柄杓で湧水をすくい、ザルに入れたお金に水をかけます。
洗うお金はいくら入れてもいいのですが、わたしは上の写真にあるように、小銭しか洗いませんでした。
それは紙幣を濡らして使いづらくするのが嫌だったからです。
しかし、「銭」洗なのだからこれでいいのだと思うことにしました。
これが何倍かになるかと思うと、今から震えがとまりません。

ちなみに湧水は鎌倉五名水の一つとされています。
年間を通して参拝者が多くありますが、とりわけ巳の日は当社のご縁日にあたるために参拝客が多いそうです。

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