2013年5月21日火曜日

蒼前神社(野辺地町寺ノ沢)

野辺地町役場から愛宕公園方面に歩いていくと、愛宕公園の手前あたりにY字状の分岐点があり、右に行くと愛宕公園、左に行くと蒼前神社に至ります。
蒼前神社は、Y字路から歩いて200mほどいった小丘上に鎮座していました。
この神社の近くに上袋町集会所というのがあったので、昔はおそらくそのように呼ばれていた集落だったのでしょう。


小さい神社で、手入れはお世辞にもさほど行き届いているとは思われず、調べても由緒のようなものはよくわかりませんでした。

蒼前様(惣善・正善・相染などとも)というのは大まかにいうと馬の守護神で、古くからの馬産地であった南部では広く信仰されてきた民間信仰の神様です。
津軽でも牧が経営され馬産は行われていましたが、蒼前の名を冠した神社は少なく、蒼前様のかわりに馬頭観音か保食神が祀られることが多かったようです。
蒼前の名がついた神社は今でも旧南部藩を中心とした県南地方に多く、このような小さな神社の社名からも、野辺地がかつて南部領であったことが思い致され、しみじみとしたおもしろさを感じるのでありました。

狛犬は一対。


台座には昭和十九年旧四月十九日とありました。

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