2013年6月22日土曜日

岩木山神社⑤社殿(1)

岩木山神社へは、弘前駅から弘南バス枯木平行の路線に乗り、約40分。
「岩木山神社前」というバス停があるので、そこで下車します。
運賃はたしか、弘前駅前からですと690円かかりました。

一の鳥居の前に立ちます。


わたしが行った時は天気のせいであまりきれいには見えませんでしたが、鳥居の奥の方に岩木山が聳えているのがわかります。
一の鳥居から参道、楼門、拝殿、本殿、さらに神体山の岩木山までは、ひと目で見られるように直線上に並んでいますが、これは弘前藩四代藩主信政の代に行われた大改修により、このような配置になったのだといわれています。

参道は200mほどであったでしょうか。


地域原産の岩木山石と呼ばれる石が敷かれた石畳の参道を進んで行くと、まもなく丹塗りの楼門が見えてきました。


岩木山神社楼門は、寛永五年(1628)下居宮の別当寺であった百沢寺の山門として二代藩主津軽信枚により建てられたものです。
総高17.85メートル。五間三戸、重層の入母屋造。屋根は栩葺型銅板葺。
禅宗様を基調としていますが、細部に和様が混用されているといいます。
弘前市西茂森の長勝寺三門と構造が酷似しており、同一人か同系統の技術者により、それとほぼ同時期に建てられたといわれています。
楼門のややくすんだような赤の塗料は弁柄(ベンガラ、酸化鉄の顔料)でありますが、これは沖縄の首里城などに使われているのと同じものです。
基本的に青森の神社は地味ですが、弘前はさすがというべきか、なかなか凝った神社建築が多く、そしてそれにはなぜか弁柄塗りが施されてあることが多い。
丹塗りにするのは、宗教上の理由や木材の保護が目的でしょうか。

門の脚部には随身像が安置されています。


往昔はこの楼門の中に、信枚寄進の十一面観音像と五百羅漢像、それに安寿と厨子王の像などが納められていたみたいです。

楼門の右手側には禊所があります。


岩木山神社参拝の前、または岩木山登拝の前には、この湧き水にて心身を清めるのが作法であります。

禊所で手水を取り、楼門をくぐると、今度は中門が見えてきます。


拝殿の前に建つ中門は、切妻造栩葺型銅板葺の四脚門。
柱などの軸部は黒漆塗り、木鼻や虹梁の装飾には朱漆を用い、蟇股や欄間の彫刻には極彩色が施されています。
楼門とともに国の重要文化財です。

なお、中門に掲げられている「北門鎮護」の扁額の文字は、東郷平八郎の筆によるものであるといわれています。


この奥にあるのが拝殿になります。

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