2013年7月21日日曜日

みちのく丸出港

さてそういうわけで、千石船東廻り航路文化交流事業の一環としてみちのく丸が出港するというので、7月19日、出港式が行われる青森港に行ってきました。
報道等によると、出港式は午前10時頃に始まり、出港は10時半頃になるとのことでしたので、いちおうセレモニーにも間に合うように家を出ます。
青い海公園の辺りを自転車で走っていくと、青森県旅客船ターミナルの付近に、みちのく丸が係留されているのが見えてきました。


出港式の開始予定時刻より10分ぐらい前に着きましたが、会場にはセレモニーの出席者や関係者、報道関係者などのほか、わたくしのように、ちょっと写真を撮りにきましたという風情の人も何人かいたようです。


八甲田丸とみちのく丸が両方カメラに納まるポジションを見つけました。


この日は晴れていたのですが少し肌寒く、セレモニーの開始を待つ間にもだんだんと風が強くなってきて、さらに寒さを感じるようになりました。
海の方から風が吹いていたので、たぶんヤマセだったのでしょう。

そうこうしているうちに、出港式が始まりました。
セレモニーは津軽三味線の演奏に始まり、青森市長をはじめとする来賓やみちのく丸船長の挨拶、テープカットなどが淡々と行われていきました。


わたしはセレモニーにはあまり興味がなかったので、話を聞くともなしに、暇だなあ、早く終わらないかなあなどと考えていましたが、式の最中にどこからともなくイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」が大音量で流れてきたので、ますます式どころではなくなりました。
♪ウェルカムトゥジホッテールキャーリフォーニャ
あれはいったいなんだったのでしょうか。

ところで、7月19日の東奥日報朝刊に掲載されていた「千石船東廻り航路文化交流事業」の特集記事によれば、同事業の主催者は千石船東廻り航路文化交流実行委員会(公益財団法人みちのく北方漁船博物館財団・東奥日報社・岩手日報社・福島民報社)で、後援は国土交通省・公益財団法人日本海事センター・一般社団法人東北経済連合会・東北観光推進機構・東京新聞、特別協賛はみちのく銀行・岩手銀行・東北銀行・北日本銀行・東邦銀行・東京都民銀行・津軽海峡フェリーとなっていました。
船の乗組員については触れられていませんが、式典の雰囲気から察するに、おそらく海上保安庁の職員の人たちであっただろうと思われます。
式の途中で海保の船(今にしてみればあれは曳航船と押航船だったのですが)が二隻入ってきましたが、半纏姿の船頭さんがトランシーバーで海保の船と連絡を取り合っているのが見えました。


そうこうしているうちに式も終盤にさしかかり、青森市民歌(?)に合わせて船首の掲揚台に市旗が掲げられました。


出航の時間が近づいてきます。
乗組員が船に乗り込み、出航準備が行われていきました。

そして10時30分を少し超えた頃に、八甲田丸の汽笛が鳴らされました。
八甲田丸のデッキには、いつの間にやらどこかの幼稚園の園児らがいて、汽笛のあとで一斉に「いってらっしゃい」の声をあげました。
船員たちが、手を振ってその声に応えます。


いよいよ出航の時です。


岸を離れるみちのく丸。
風が止まないので、帆を上げることができず、自力航行ができないので、先の海保の船に曳航されていきました。


風が強いし、日程も決まっているので仕方がないのでしょうが、正直なところ、帆を上げていない帆船にはあまり魅力を感じませんでした。
せっかく帆を上げているところを見られると思ったのに。
こんなにがっかりしたのは、中学校の修学旅行でディズニーランドに行った時、メンテナンスのためビッグサンダーマウンテンが休止中だった時以来です。
新聞で見ましたが、野辺地では帆を上げたらしいじゃないですか。
いいなあ、羨ましいなあ。横着しないで野辺地にも行けばよかった。
と、あとになって思いました。


さて、みちのく丸の見送りもそこそこに、わたしは俯瞰で船の航行の様子を見ようと思ったので、急いで青森ベイブリッジの上に駆けあがりました。
あんなに急いだのは、いつ以来だったでしょうか。
と、思ったけれども、急ぐことは日常的に結構頻繁に起こりますよね。

なんとか船が岸壁を出る前に、橋の上にあがることができました。


みちのく丸は西灯台の近くを通り過ぎて、


ゆっくりと方向転換をして、


やがて沖合の方へと消えていきました。


7月19日に青森港を出発したみちのく丸は同日に野辺地に到着。
その後、佐井・大間・大船渡・釜石・女川・小名浜に寄港、各地でイベントなどを行ったのち、8月5日に東京の有明埠頭に到着します。
そして8月7日に有明埠頭を出発し、同月11日に青森港に帰ってくるそうです。

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