2013年10月22日火曜日

長谷寺①由緒

二回目の鎌倉訪問では、長谷寺にも行ってきました。
長谷寺は鎌倉大仏高徳院のすぐ近くにあり、一度目の鎌倉訪問の時に行こうと思えば行けたのですが、時間もあまりなかったうえに、わたしが好きな狛犬もたぶんいないなと思ったので、結局行かなかったのです。
しかし、どうやら長谷寺にはすごい十一面観音像があるらしいということを調べものをしている際に知ったので、行ってみることにしたのでした。

長谷寺の住所は鎌倉市長谷三丁目11-2。
最寄駅は江ノ島電鉄の長谷駅であります。


長谷駅を出てからは、北に300mほど進み、長谷観音前交差点を左折して、そこからさらに100mほど進みます。
すると、まもなく長谷寺の山門が見えてきました。


この山門の横のところにある券売所(自動販売機)で拝観券(大人300円)を買い、入場口で係の人にチケットを見せて境内に入ります。
長谷寺は観音山と呼ばれる小さな山の中にあり、境内地はその裾野部分にある下境内と、中腹にある上境内との二つに分かれておりました。
下境内には、妙智池・放生池という二つの池を中心とした美しい回遊式庭園が…、あったのですが、一枚も写真を撮っていなかったのは自分でも驚きました。一枚ぐらい撮ってると思ったのに。

庭園を巡り境内を進んで行くと、まもなく上境内に着きます。
こちらが、本尊十一面観音像が安置されている本堂の観音堂です。


長谷寺の開山徳道、開基藤原房前と伝えられています。
創建は一説に天平八年(736)といわれていますが、これは大和長谷寺(奈良県桜井市初瀬、真言宗豊山派総本山)の縁起に倣ったもので、正確な開創年次についてはよくわかっていないということでした。
ただし鎌倉時代の末頃までにはすでに成立していたといわれています。
山号海光山、院号慈照院、寺号長谷寺。
御本尊の十一面観音にちなみ、通称長谷観音とも呼ばれています。
坂東三十三箇所観音巡りでは、第四番札所に指定。
もと浄土宗光明寺(鎌倉市材木座)の末寺でありましたが、現在は単立の寺院となっているようです。

この寺の御本尊は、像高9.18mを誇る大きな十一面観音像であります。
像容は、右手に錫杖を右手に持ち、岩座に立つ長谷寺独自のもので、これを「長谷寺式十一面観音像」と呼ぶそうです。
本尊の造立は、寺伝によると養老五年(721)ということになっていますが、修復年代などから室町時代頃に造立されたものではないかと推定されています。
あいにく観音堂内部は撮影禁止だったので、御本尊の写真はありませんが、それはそれは大きくて金ぴかの立派な観音像でありました。

ちなみに、わたしが十一面観音像を見るのはこれが二例目です。
一例目は、弘前市新寺町の袋宮寺にある、像高約6mの十一面観世音菩薩立像(俗称「背高観音」)でありました。
たまたま見た十一面観音像がいずれも巨大なものだったので、十一面観音というのはデカく作らなければいけない決まりでもあるのかと思ってしまいましたが、特にそういうことはなく、本当にたまたまだったみたいです。
でも、もしも次に見る十一面観音像が小さかったら、たぶんもうそれでは満足できないんだろうなと思います。

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