2014年2月8日土曜日

巌鬼山神社④狛犬

巌鬼山神社には計三対の狛犬がありました。
まずはこちらが一対目の狛犬です。


こちらは平成八年八月十七日に、巌鬼山神社千二百年祭を記念して十腰内村中が奉納したもので、施工業者は安田石材(株)とありました。
比較的年代の新しいもので、顔立ちはどことなくアジア的です。

つづいて二対目の狛犬です。


こちらは昭和九年旧七月十七日に奉納されたもの。
言い忘れていましたが、巌鬼山神社の例祭日は八月十七日です。
元はたぶん旧暦七月十七日が例祭日だったと思われますが、のちに新暦に合わせて例祭日をうしろに一か月ずらし、八月の十七日に改めたのでしょう。
ですので、上の二対の狛犬はいずれも例祭日に合わせて奉納されたものだと思います。

つづきまして、三対目の狛犬です。
こちらの狛犬は鐸木能光さんの『狛犬かがみ』という本でも紹介されていたので、来る前から存在だけは知っていました。
なので、会えて非常に嬉しかったのを覚えています。


鐸木さんの本には、阿形吽形ともに前掛けをつけて手編みのニット帽みたいなのをかぶらされている写真が載っていましたが、この時は前掛けはなく、吽形の方に紫色の頭巾がかぶせてあるだけでした。
思っていたニット帽姿とは違いましたが、紫頭巾も松坂慶子みたいでかわいい。
阿形の方も、小さいお耳とパカッと開いた口がとてもかわかったです。
前足は欠けて散逸していますが、それがこの狛犬の経てきた年月というものを連想させ、そのことすらも魅力のひとつになっています。
大切に保存していってほしい狛犬です。

ちなみに、紫頭巾は御神馬像にもかぶらせてありました。


頭巾のせいで、耳が長く見えます。
ロバみたいで、これもなんだかかわいかったです。

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