2014年5月4日日曜日

弘前八幡宮の新狛犬

話は変わりますが、弘前に行ったので、そのついでといってはなんだけれども、久しぶりに弘前八幡宮にも寄ってみることにしました。


すると、どうしたことでしょうか。
以前、参道の一の鳥居の近くにあった、趣のある顔の狛犬がいなくなっておるではありませんか。

以前あった、「趣のある顔の狛犬」というのは、これのことです。


味わいのあるいい狛犬だったのに、無くなっちゃって残念だなあなどと思いつつ、なおも参道を進んで境内に入ろうとすると、今度は八幡宮の境内入口付近にある二の鳥居の近くに、見覚えのない、真新しい狛犬が鎮座しているのを見つけました。


近づいて確認してみると、台座には「平成二十六年一月一日」とあります。
どうやら今年奉納されたばかりの、できたてほやほやの狛犬のようでした。


狛犬の顔は、あるいは以前の狛犬を少し意識して作ったのかもしれませんが、どことなく前のものの面影を残しているようも見えました。
製作は、「株式会社 斎藤石材」というところのようです。

新しい狛犬について思いを廻らしながらも、ひとまず参拝を済ませました。
その後、ついでなので国の重要文化財に指定されている本殿も見ておこうと思い、拝殿の裏側に回ってみることにしました。


すると、どうでしょう。
本殿の前の唐門の近くに、懐かしいあの狛犬たちの姿が。


ああ、あなたたちはこんなところにいたのね。
捨てられずにちゃんと保存せられてあったことに、まずはほっといたしました。
参道から本殿前に移ったということは、御栄転といっていいかもしれません。
それでいて安閑として、楽隠居の如きのどかな雰囲気が漂っています。

この狛犬は明治三十二年八月の建立だから、現在114歳(※今年115歳)。
なんだか幸せそうな余生の過ごし方だなと思いました。

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