2014年5月6日火曜日

青森市の桜①合浦公園・堤川・桜川

昨年は、鳥害で桜の花の付きがあまりよくありませんでしたが、とりわけ青森市内でその被害が甚大であったように思いました。
たとえば下の二枚の写真は、昨年の「満開」の時期の合浦公園と堤川の写真ですが、


多少、白っぽい花の姿があるのが確認できると思いますが、葉が出てくる頃になっても、地面にはほとんど花びらが落ちておりませんでした。
花芽を鳥に食べられてしまい、咲くべきはずの花が開花する前の段階でそもそも失われてしまっていたのです。

それから一年が経ち、また桜の季節がはじまりました。
自転車で町を流しながら桜の花芽などを観察するにつけ、昨年はちょっとあれだったけど、今年は少し期待していいのかなというふうに感じました。
はたして、今年はすばらしい花が…、といっても、コメの作況指数に倣っていうと今年の青森市の桜は「平年並み」か「やや良」ぐらいのものだと思うのですが、昨年が「著しい不良」だったために、相対的に、今年はなんだかものすごくすばらしい花が咲いたような気がしたのでした。
なんにせよ、無事に咲いてくれてよかったです。


ところで、一番下の写真は青森市桜川の桜並木の写真ですが、昨今、このあたりの桜の樹勢が弱まってきているという話を聞いたことがあります。
一般にソメイヨシノの寿命は50~60年ともいわれ、現在の桜は桜川団地の造成時に植えられたものだということを考えると、そろそろ弱ってくる頃ではあるのですが、そのほかにも木の周りをアスファルトで囲んでいるので施肥や養生が難しいとか、木の健康を阻害する問題がいろいろとあるようです。

桜川はその名の通り、青森市内においては桜で知られた場所ですが、春は花びら、秋は落ち葉の片づけが大変で、加えて夏は葉が日光をさえぎるとか、木に虫がつくとかで、付近の住民はいろいろと負担も多いと聞きます。
であるため、一部住民からはもう伐採してしまおうとの声もあるようです。
負担はなんとなく理解できるし、花びらや落ち葉の片づけに関しては同情を禁じ得ないのですが、しかし一方で、この町のシンボルともいえる桜を切ってしまうというのはいささか乱暴な話のようにも思われます。

というのは、花を愛でるというのは文化的な生活の基本だと思うから。
面倒だから全部木を切ってしまえというのは、風流を解さない野蛮な人間だと自ら名乗るようなもので、基本的には恥ずかしいことのように思われるので、なんとか桜並木を存続させる方向でいってほしいなと思います。
でもその一方で、わたしは桜川住民の苦労が実際のところよくわかっていないので、もし彼らの判断で桜並木を無くすということになっても、それはそれで仕方がないことのかもしれないなとも思っています。

こうした状況は、例えれば女の人が年を取って髪を洗うのが面倒くさくなったからといって、長かった髪をばっさり切るのに似てるでしょうか。
まあ、あれですよね。一年に一度、長く美しい髪を褒められるのより、日々の洗髪の面倒くささから解放される方がいいんですよね。
寂しいことですが、これも時代の流れならば仕方がありません。

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