2014年5月9日金曜日

弘前市の桜①オオヤマザクラネックレスロード

弘前市の里の桜が終わると、今度は岩木山山腹で桜が咲き始めます。
昨年の弘前の桜まつりの期間中に、わたしははじめて岩木山神社への参詣をはたしたのですが、山の桜は里に比べて一週間ほど開花が遅れるそうで、その時は当然のごとく花は咲いていませんでした。
もちろん、そのことはあらかじめ知っていましたし、その時は岩木山神社への参詣が主目的だったので、桜が咲いていなくても全然かまわなかったのですが、岩木山神社周辺にいくつか桜の名所があるということだったので、今度は桜の咲く頃に岩木山へ行ってみようと思ったのでありました。

というわけで、弘前桜まつりを見た数日後、わたしはまた弘前に行きました。
この時の移動手段は車です。岩木山の方に桜を見に行ってくると母に告げたら、母が自分も行きたいと言いだし、車出すからいっしょに行こうぜという話になったのでした(※車は母の所有です)。

弘前市に入り、市街地を抜けて県道3号線をひたすら道なりに。
連休後半だったので、岩木山神社が近づくにつれ道が混雑してきてきましたが、岩木山神社周辺以外は比較的スムースに行くことができました。
岩木山神社にも寄る予定でしたが、岩木山山腹の「世界一の桜並木」というものを一目見てみたかったので、われら母子はひとまず岩木山神社をスルーして嶽温泉方面へ向かうことにしたのでありました。


この並木道は、地元の有志らの手により造られたといわれています。
「どうせ造るなら世界一の並木道を」という思いから、昭和六十年から十年の月日を費やし、岩木山を周遊する岩木山神社付近から津軽岩木スカイラインまでの約20㎞の道路沿いに約6500本のオオヤマザクラが植えられました。
「世界一」というのはあくまでも自称のようなので、何が世界一なのか、距離なのか桜の本数なのかその両方なのかもはっきりしませんが、まあとにかく世界一の桜並木だということです。


オオヤマザクラは、里のソメイヨシノなどに比べて少し色が濃いようです。
白っぽいソメイヨシノを見慣れた目には、赤みの強いオオヤマザクラの花が新鮮で、これはこれでよいものだなと思ったものでした。
また、山の中なので道路脇にはまだ雪が残っていましたが、その残雪の上に花びらが散ったりなどして、里の桜とはまた趣きが違うなとも思いました。

しばらく走って嶽温泉に到着し、軽く食事でもという話になりましたが、人出が多く車を止める場所がなかったので断念。
並木道はもうちょっと先の方まで続いているようでしたが、引き返して岩木山神社の方に戻ることになりました。

ところで、桜とは関係がありませんが、道中、大町桂月と石坂洋次郎の文学碑を見つけたので、寄ってみることにしました。


大町桂月の文学碑は地蔵茶屋というところの近くの駐車帯に、石坂洋次郎の文学碑は岩木山総合公園の駐車場の一画にあります。
以前、蔦温泉で大町桂月の墓をたまたま見つけて以来、少し意識するようになったせいか、青森県内のいろんな場所で桂月の文学碑を見かけるようになりましたが、よく名前を目にするということはつまり、それだけ青森にとって功績があった方だということです。ありがたいことだなと思います。
ちなみに、桂月の墓は青森の蔦と東京の雑司が谷霊園の二ヵ所にありますが、蔦の墓をお参りしたあとしばらくして、東京の方のお墓にもお参りしてきました。それについてはいずれ書くこともあろうかと思います。

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