2014年5月15日木曜日

宮田のイチョウ

花見の話が終わったので、書かずに放置していた鬼神社の話でもしようかと思ったのですが、気が変わったのでちょっと別な話をします。

お花の季節が終わりまして、今度は新緑の季節がきました。
前にも言ったことがありますが、個人的には今ぐらい季節が一番好きです。
わたしは毎年春と秋には必ず宮田のイチョウを見に行くことにしておりますが、それは、この推定樹齢800年ともいわれるイチョウの老木が、毎年毎年、律儀に新芽を吹かせていることにある種の感動を覚えるからであります。
この木の黄葉の様子はこれまでにも何度かお伝えしてきましたが、去年の秋はなんだかバタバタしていてお伝えする暇がなかったので、今回は昨年の秋の黄葉とあわせて今年の春の新芽の写真を載せてみたいと思います。

まず、これが今年の春の分です。
イチョウは二株あって、宮田の八幡神社の境内の北側に一株と、


八幡宮境内の西側、道路を一本隔てた高台にもう一株があります。


上の写真は五月の連休が終わってすぐの頃なので、今はもう少し葉が増えてもっさりしているかもしれません。

ちゃんと新芽が芽吹いているのを見てほっと一安心といったところですが、ここ数年この木を観察してきた者としては、どちらの株も年々ものすごい速度で衰えていっているのがわかるので、少し心配しているところでもあります。
というのは、たとえばこれは去年の黄葉の時期の様子ですが、


これを見ると、落葉がはじまっている様子なのに、葉があまり黄色くないのが素人目にもはっきりとわかると思います。

とりわけ南株の方は、わたしがはじめて行った五年前の時点ですでに若干色づきが悪くなりかけていたのだけれども、去年あたりからは特にひどくなって、今ではほどんど色が変わらないまま落葉するようになってしまいました。


なぜこのようなことになっているのか、あんまりよくわからないのですが、なんとなく普通ではないことだけは文系のわたしでもわかります。
葉っぱだけに限らず、太めの枝が折れているということも最近ではしばしばですし、前に幹からキノコが生えていたのを見たような気もするし(記憶が曖昧)、心なしか幹の色が薄くなってきたような気がしないでもないのです。
このまま放っておいたら、たぶん、早晩、鶴岡八幡宮の大イチョウと同じようなことになる気がするので、そろそろ、樹木医の先生に診てもらったほうがいいんじゃないかと思います。

というわけで、青森市の天然記念物であるこの木を管理しているであろう青森市のお役所さま、文化財の保護もお仕事の一環でしょうから、あとのことはよろしくお願いしました。

0 件のコメント: