狛犬の分類

狛犬でもオジギビトでもトイレのマークでも、何かを収集する人はある程度の域に達すると分類をし始めるのが世の常です。
わたしはまだその域に達していないというか、ただの面倒くさがりというべきか、そういうことには無頓着です。

というより、そもそも分類というのは難しいでしょう。
例えばパソコンで写真を管理していて、写真にキーワードなどをつける時に、AでもありBでもあるとか、AでもBでもないみたいな、曖昧なものが必ず出てくるのです。
こだわるとキリがなくなってくるんですな。
まあ、主題がはっきりしない写真を撮るのが一番いかんのですが。

狛犬の場合、「はじめ狛犬」「越前禿」「出雲」「江戸獅子」「浪花狛犬」「宝珠(天神)」「護国」「備前」「岡崎」「しょうわ」など、いろいろありますが、その他、狛犬のポーズや産地、製作時期、置いてある神社名などによって、さらに細かく分かれていきます。
狛犬ファンの諸先輩方のご苦労には敬意を払いますが、人によって呼び方がまちまちなので、誰か統一してくれないかしらんと思う。
まあ、狛犬ファンが増えていけば、いずれ呼び方も固定していくのかもしれません。

わたしが横着なのは最初に言ったとおりなので、ここでは特に狛犬の分類はしていません。
あまり深く考えずに狛犬を楽しむということも大切だろうと思います。
狛犬の分類について知りたい方は、鐸木能光さんの「狛犬ネット」や三遊亭円丈さんの「日本参道狛犬研究会ホームページ」などをご参考に。

また丸投げしました。
このページはとくに要らなかったかもしれません。